ビニール引き(印刷表面加工)
ビニール引き加工は印刷面にビニール系合成樹脂を塗布し赤外線ヒーターで溶剤を蒸発させ用紙に定着させる加工方法です。耐磨性が高く光沢感もOPニスに比べて高いのが特徴です。溶剤は油性、水性がありますが最近は環境問題もあり水性を使用しています。印刷が渇きにくい用紙などのインキ止め・菓子箱の水分、油分等の浸透を防ぐ効果があります。またトランプの滑りを良くするために使われることがあります。
ビニール引き(印刷表面加工)発注や加工の際の注意点

- 用紙は4/6ベースで135Kg以上が推奨されます。
- 面付け間のドブを大きく取る必要がある場合があります。用紙にもよりますが用紙が薄く大きなサイズで多面付けした場合、給紙機から溶剤の層に移動する際、紙が暴れて上手く搬送できない場合があります。その防止の為、搬送部分に糸を張って暴れを防止します。糸の部分に絵柄があると糸後が付きます。よってドブの間隔を大きく取る必要があります。
ビニール引き
基本料金:12,000円
サイズ | 料金 |
---|---|
4/6全 | 30 |
4/6半 | 20 |
4/6 4切 | 16 |
菊全 | 25 |
菊半 | 18 |